ドクターフリッカー

健康診断でバリウムを飲んで
「胃炎のみ」と診断された方が来院。

オプションの血液の検査でピロリ菌陽性なので
「要加療」と判定されたのです。

患者さんはすぐにでもピロリ菌の治療を
行なうつもりで来院されたようでしたが、

現在、保険診療では胃カメラで胃炎を確認しないと
ピロリ菌の検査や除菌は出来ません。

ですので、
「もう一度、胃カメラで胃の検査を
 行なって頂く必要があります。」と申し上げたところ、

「先月にバリウムを飲んだばかりなのに
 またすぐ、胃カメラをやるというのは納得できない。」
とのこと。

確かにその通りで、お気持ちも分かります。

しかし、バリウムだけではなく
胃カメラによる胃炎の確定診断をしないと
ピロリ菌の治療も健康保険は適用されない旨を
ご説明したのですが、どうしてもご理解が得られません。

「1年くらいしたら、また来ます。」と仰って
帰られてしまいました。

もう、50歳も過ぎている方だし、
ピロリ菌の除菌は早く行った方が良いのですが、
これでは健診でバリウムを飲んだことが
かえって仇となってしまいました。

むしろ、バリウム検査のみ行って、
胃炎の所見があるので「要精査」として頂いた方が、
後から胃カメラやピロリ菌の検査を行うことも
スムーズだったのではないでしょうか。

ドックや健診で腫瘍マーカーやピロリ菌の検査を
オプションで行うことも善し悪しなのです。



↑↑共感して頂けたら、クリックお願いします。
2015.12.14 Mon l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://fleaflicker.blog120.fc2.com/tb.php/2869-085a7272
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)