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大げさなタイトルですが、
昨晩、1時間あまりお話しする機会を頂きました。

大学病院時代から開業して現在までの
28年間を総括するつもりで話しました。

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戦後の混乱期に旧日本軍から
大量に放出された覚せい剤。

そして、売血制度によって輸血や血液製剤を
賄っていた1950年代から60年代。

血液凝固製剤やフィブリノゲン製剤は
80年代、90年代前半まで
C型肝炎ウイルスを拡散し続けた事実。

日本中に蔓延したC型肝炎ウイルスは
80年代から2000年代にかけて
世界でも稀にみる肝がん患者の急増という形で
その牙をむいたのでした。

1989年にアメリカで
C型肝炎ウイルスが発見された後も
まさに暗中模索の中で治療を行いましたが、
その治療効果の低さゆえ
多くの患者さんが涙を流す結果となります。

治療に携わった肝臓専門医は
皆、その涙を見ています。

一昨年からインターフェロンフリーの
C型肝炎治療が実臨床で始まりました。

涙を流した患者さんにとっては
残された時間はほとんどありません。

医療費、公費である助成金、
耐性ウイルスの問題など諸々の問題もあります。

目の前のC型肝炎ウイルスは片っ端から
駆逐して行きたい気持ちで一杯ですが、

冷静沈着に、患者さんにとって何がいちばん良いのか
その大事なところを間違えないように
治療をして行きたいと思います。



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2016.05.12 Thu l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲

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