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5日前から咳と発熱が続く10歳の男の子。

3日前に他のクリニックからケフレックスという
抗生物質も処方してもらって服用していますが、

咳と発熱がまだ続いていて週末に薬がなくなるので
処方して欲しいと来院されました。

まだ3日じゃ、治らなくてもしょうがないかなあ
と思いながら診察をすると
38.6℃と熱も高く、胸の音も良くありません。

インフルエンザの検査は陰性だったとのことですが、
マイコプラズマの検査はまだされていないとのこと。

急いでインフルエンザの検査をもう一度行うとともに
マイコプラズマの迅速検査もやってみましたが
どちらも陰性でした。

胸のレントゲンを撮ってみると
右下葉に肺炎、無気肺の所見。

基幹病院の小児科に転送して、緊急入院となりました。

入院後の検査ではマイコプラズマ陽性で
マイコプラズマ肺炎による無気肺との所見でした。

やはり、後医は名医と言うことです。

この時期、高熱、咳の患者さんが
老若男女問わず、数多くいらっしゃり、

「風邪という名の病気はない」などと言いながらも
「まあ、風邪でしょう」と急いで診察をしてしまう傾向が
無きにしも非ずかも知れません。

クルマも誰でも気を付けて運転していますが、
ふとした気の緩みで事故が起こる訳です。

手際とか、器用とかより、
どんな時でも、泥臭い診察が出来る医者に
自分はなりたいと思います。



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2016.12.06 Tue l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲

コメント

素晴らしいです

何事もそうですが、練習や仕事をただこなすのと、少しでも良くなりたい 良くしてあげたいと意識を持つのとでは大きく成果が違ってきます

この時期は特に大変だと思いますが、後悔しない診療は医師の魂だと感じます

2016.12.06 Tue l 片岡. URL l 編集

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