
1971年。
水原茂監督が采配を振るう
最後の年にでっかい新星がデビューした。
高卒3年目の大島康徳である。
6月17日の中日球場のヤクルト戦、
初スタメンだった大島は9回裏、
センターバックスクリーンに
特大の2ランホームランをかっ飛ばした。
前年、「黒い霧事件」で
エース小川健太郎がいなくなった中日。
重い空気の中で
ファンの心配を吹き飛ばし、
明日の中日を期待させるのに十分な
でっかいホームランであった。
6月26日の川崎球場では延長11回表、
ライトスタンドへ決勝2ランを放り込む。
一発長打の大島はこの年に7本塁打を
マークしたのだった。
水原茂監督は若き大砲の出現を喜び、
大島はその後、竜の主砲として長きにわたって
チームを牽引して行くことになる。
どんな時でも明るく
そして熱い男、大島康徳。
きっとこれからも
今まで通り、普段通りに自分の道を
進んで行くのだと信じています。


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