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♪♪ 古い奴だと お思いでしょうが
古い奴ほど 新しいものを
欲しがるもんで ございます
なにかーらー なにまーでー
まーくっーらー 闇よー ♪
ドクターフリッカーが
子どもの頃、
こんなに「コンピュータ」が
幅を利かす世の中になると
誰が想像したでしょうか。
カシオの電卓が
1万円以上もした時代です。
「コンピュータ」と言えば
アポロ11号の月面着陸のとき、
NASAの体育館を埋め尽くすくらい
でっかい機械が映って、
「この大きな電子計算機で、
アポロの軌道を計算しているのです」と、
テレビで言っていました。
それがどうでしょう。
今や、ドクターフリッカーの
診療所でさえ、4台の「コンピュータ」が
日々、粛々と
診療の手助けをしてくれています。
「昭和」だったら、
事務仕事だけでも膨大な手間が
かかったでしょう。
それどころか、
こうして、駄文を勝手にブログに書いて
不特定多数のかたがたに
読んで頂くことも出来ます。
新しい「コンピュータ」搭載の
医療機器がでれば、
予算さえあれば、
すぐ欲しくなってしまいます。
しかし、一方で
携帯で四六時中、
誰かとコミュニケーションを
取っていなければ安心できなくなったり、
インターネットによる
膨大な情報の中から、
何が真実なのか、見極めることが
困難なことも少なくありません。
会話の途中で
じぶん、もしくは相手の
携帯に着信があり、
会話中断を余儀なくされた
経験は誰しも
一度や二度ではないでしょう。
ドクターフリッカーが
ホントに幼少のころは
家に電話もありませんでした。
祖父の診療所を継ぐ前、
勤務医だったからか、
研究をしてたせいなのか、
不在がちだった父が
帰ってくるとき、
電報が届いたのを
覚えています。
廊下から自室に電話を
引っぱりこんで「長電話」をする
中学生なんてのも、もういないのでしょう。
女の子の「自宅」に
電話をする時は
なぜかダイヤルを回す手が
震えたものです。
別に昔に戻ることが
良いとも思いませんが、
あんまり、世の中が便利になると
その「歪」は別のどこかで
現れるのじゃないかと、
ときどき
要らぬ老婆心に駆られる
「古い」ドクターフリッカーです。
文字を打ち込めば意味が調べられるし、
シェークスピアと打ち込めば
Shakespeare と変換してくれる。
でも、どこかで、こんなに便利でいいはずがないと
思っている自分がいます。