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「せんせー!
処方せんがプリントされません!!」
午前の患者さんを
4、5人ほど診察した後でしょうか。
プリンターのメモリーランプが
点滅し、ウンともスンとも
作動しなくなってしまいました。
会計の領収書もプリントできません。
何か、印刷データが
大量にプリンターにたまってしまった
ようですが、
データ削除の操作をしても、
今度は電子カルテを
プリンターが認識できなくなりました。
電子カルテとレセコン自体は
正常に作動しているので
急きょ、手書きの処方せんと
手書きの領収書に切り替えて何とか
急場を凌ぎました。
電子カルテの会社から
システムのサポートの方が
駆けつけて下さるまで1時間半。
何と、長く感じたことでしょう。
オンライン対応の
新しいバージョンの電子カルテに
切り替えようとしたので、
今まで、まる7年近く、
ドクターフリッカーに尽くしてきた
プリンター君がヤケを起こしたのでしょうか。
いや、本体の電子カルテが
作動してくれなかったら
お手上げでした。
電子カルテとレセコンの
一体型のシステムは
便利なようですが、
一たび何かあれば、本当に脆弱です。
そもそも、救命救急センターの
ようなところでは、
カルテの入力なんか後回しですから、
どういう処置をして、どういう薬を使ったか、
後から、空のアンプルを見て
思い出しながら入力している訳です。
しかし、開業医では
すぐに会計をする訳ですから
入力を後回しと言うわけにも
いきません。
優れた医療事務の方は
瞬時に行った検査や処置を計算して、
電卓で点数をはじき出せるのでしょうが、
ドクターフリッカーは
生まれる前からある
「皆保険制度」にどっぷりと浸かって、
レセコンに頼りっぱなしでいるから、
いざと言うときに
慌てふためいてしまうのです。
そもそも、「医療」あっての
「診療報酬」なわけですから、
本末転倒にならないように
気をつけなければいけません。