

↑↑共感して頂けたら、クリックお願いします。
患者さんで
父に似ているかたがいます。
月に一回、
血圧とコレステロールの診察に
いらっしゃいます。
昨日もいらっしゃいました。
ドクターフリッカーが、
一所懸命に
お食事の内容や
日々の運動など
お話するのですが、
ぶ愛想なところも
父そっくりです。
父が亡くなったのは
昨年の一月。
もうずいぶん時間もたったはずなのに
むしろ、日が経つにつれ、
季節の折々に
なぜか、父のことを
思い出すようになっています。
なぜでしょう。
ドクターフリッカーが小さい頃、
しかられたことや、
ほめられたこと。
小学生のころ、
後楽園球場のプロ野球や
秩父宮ラグビー場の大学リーグ戦を
観に連れて行ってもらったこと。
中学受験の合格発表を
一緒に見に行ったこと。
中学生のころ、
今はもうなくなってしまった
新橋の「橋善」で天丼を食べながら、
「どうだ、医者になる気はないのか。」
と聞かれたこと。
浪人時代に
中野にあった予備校の寮に
突然、やってきて
その日は寮長が外食を許可してくれて、
中野で父とやっぱり「天丼」を食べたこと。
結局、父のあとは継がなかった
ドクターフリッカー。
もっといろいろ話をしておけば、
良かったと
いまさら、思います。
これからも、
父に似ているぶ愛想な患者さん。
いらっしゃるたびに
ドクターフリッカー、
父を思い出すのでしょうか。